人気ブログランキング | 話題のタグを見る

しんちゃんファミリーの釣りとしあわせ


釣りと幸せな家族の日々です
by king-fish
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

カティスクリーク 2

石炭を洗って黒く流れる川、この川を美人か?否か?と問うた場合 その川は美人だったと断言します。  これは生んでくれたお袋さまを美人か?と聞くのと同じことです。
さて色んなことがあった川です。 小6のある朝 朝礼で私と悪友は校長先生に名を呼ばれました。  釣った泥鰌を焼いて食うべ~といった楽しい日曜を過ごした次の朝でした。
6年生が河原で焚き火をできる事こそ問題なのだそうでした。
マッチを持っていたのは私でした。 御免なさい。

炭鉱の重役の屋敷の池に入り込んだ事もありました。 鯉の老成は夏 池で腹を上に向けて昼寝します。 これは間違いのない事実です。 悪童達は静かに近寄り 腹を撫でて遊びました。
撫でた後に 身の丈程の鯉を抱いて逃げた奴もいました。
現在、悪童達は社会で重要な地位にあるようですが、鯉を抱いて逃げているうちに社会で生き抜く術を習得していったのかもしれません。
きっとその川に付随する池や小沼には蝦夷山椒魚が繁殖を繰り返していると思います。
なんだか炭鉱が駄目になって寂しいような、黙っていて自然が帰って来ているであろう故郷の川をいとおしく思う夜でした。 
断っておきますが、砂防ダムが出来たから 俄かフライマンが川伝いに歩けるだけであって、ヤワな川ではなかったのに… 

画像は八戸の磯 ちょいと沖目をトレースしたらなんか居ますよね? 
カティスクリーク 2_e0151960_103058.jpg

by king-fish | 2008-12-19 01:02
<< 鱈シャクリ 磨く カティスクリーク >>